ホーチミンの不動産市況コラム

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2014/08/13

異動シーズンの為か、当社では直近、駐在住居の問合せが多く、
改めてホーチミンの駐在住居選定における注意事項を記載させて頂きます。

駐在住居の種類について

当社では大きく3つのパターンに分類してご説明しています。
(一部例外も含まれます)

1.法人が貸主で、同法人が建物の運営管理をするサービスアパートメント
2.個人が貸主で、法人が建物の運営管理をするコンドミニアム(分譲マンションタイプ)
3.個人が貸主で、個人が建物の運営管理をするアパートメント

当地駐在員に良く知られている物件で具体例を挙げると、
1が1区だとSaigon Sky Garden や Somerset になり、
7区だと Crescent などになります。
2が Binh Thanh 区にある Saigon Pearl や The Manor、
3 が Le Thanh Tonや 18A Nguyen Thi Minh Khai の路地に入った物件などになります。

▼Saigon Sky Garden

Saigon Sky Gardenの外観

賃料は1から3にいくにつれて安価になる傾向にありますが、
それぞれのパターンにおいて、契約締結前に確認しなければならない注意事項があります。

日本では賃貸借契約期間について、
主に関東では、2ヵ年の契約期間で更新料は1ヵ月分、
1ヵ月前の解約予告で退去可能というのがスタンダードかと思いますが、
ホーチミンでは、先のパターンによって賃貸条件が異なります。
例えば1と3においては短期利用(数日~3ヵ月まで最低契約期間が定められています)
が行える為、出張者用として選択が可能です。
但し、物件によっては契約期間で賃料設定が異なり、
短期の場合には賃料単価が高いケースがあるので、この点は注意が必要です。

2については、現在は慣習として、1ヵ年の契約期間で貸主側の更新手数料は無料、
途中解約は保証金没収(途中解約は原則不可)というのがスタンダードになっています。
その為、出張者用の短期利用としては、選択が難しいタイプとなり、
短期契約で周囲の様子を確認するなどができない物件群になります。
(但し、一部貸主で短期利用受入を行っているケースもあります)

その為、ホーチミンに初駐在となり、
まずは短期契約で当地の住環境を確認した上で最終的な住居を決定したい
という意向があるのであれば、選択肢としては1と3が中心となってきます。
  
また、特に新規進出企業であれば、賃貸借契約の借主名義にも注意が必要です。
短期出張者用の受入目的に、現地法人で賃貸借契約を行うと、
税務調査の際に指摘が入る可能性があります。
その為、契約締結前に会計・税理事務所等に契約名義人について
必ず摺合せを行われることをお勧め致します。

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